私は30代後半、教育系の仕事をしていて、現在は同棲中のパートナーがいます。
これからお話しする内容は、19歳~20歳頃の体験になります。
私の場合は、細菌性膣炎とカンジダとが併発している状態という診断でした。
最初の症状は
最初は、おりものがやたらと増えたなという印象が強かったです。
下着がパリパリに固まって、ひどい時はそれがさらにひび割れてしまうくらいに出ていたと思います。それ以外の自覚症状は、最初の頃は特になかったかと思います。
臭い・かゆみ・痛みについては、徐々に特にかゆみが強くなっていきました。
あまりのかゆさに自転車のサドルに押し付けたりかきむしりすぎて、小陰唇(びらびらの部分)が大きくはれ上がり、たらこ唇のような状態になってしまっていました。
また、かきむしったりサドルなどに押し付けすぎることによって皮膚が傷んで、シャワーや尿などがしみて痛い、ということもありました。
臭いはそこまで強い印象はなく、通常のおりものと同じ臭いがするだけだったし、かきむしる以外のことで何もしていないのに痛い、という事もなかったです。
市販の対処法で治らず病院に
対処は、最初は市販のデリケートゾーン用軟膏を塗ったり、デリケートゾーン用のウエットティッシュでこまめに拭き取るなどしていましたが、おりものの量が一向に減らなかったので、病院に行きました。
病院での診断は、細菌性膣炎とカンジダ膣炎の併発、ということでした。
また、炎症のためなのか子宮頚部にびらんができており、それをレーザーで一度焼いてかさぶたのようにする治療をしました。
薬は処方されず、膣洗浄と経過観察のために週に2日程度通院することを3か月ほど続けました。
治療の結果
結論からいうと、治療の効果はあったと思います。
レーザー治療の後1週間くらいは、血やおりものがしばらく出続けましたが、それを過ぎたらおりものも減り、通院の度に状態が良くなっていっていると言われました。
再発かなと思ったら、民間治療ですが、ヨーグルトを塗っています
ちなみに通院を終えた後、民間療法レベルの話ですが、膣内常在菌は乳酸菌と相性が良いので細菌性膣炎にはヨーグルトを塗ると良い、という説を耳にし、それ以来は、何かおりものやかゆみで怪しいなと思ったら(性感染症でないことが前提ですが)とりあえずダメ元で寝る前に無糖ヨーグルトを塗ったナプキンをあてて、朝外してキレイに洗って下着を替えて出かける、という対策をしています。
これでだめならすぐ病院に行く、ということにしていますが、今のところ、これでほとんどのかゆみやおりものがおさまって、今まで生きてきました。
あれ以来、婦人科にかかったのは子宮頸がん検診と陰部の毛嚢炎の時だけです。
また、細菌性膣炎は結局治ったのかどうかについては、病院で「もう大丈夫」と言われたので、細菌性膣炎は治った、ということだと解釈しています。
治るまでの期間は、レーザー治療、膣洗浄と経過観察に通ったトータルの期間は3か月くらいです。
あそこに違和感を感じている方には
細菌性膣炎にかかったのではと思う方は、面倒がらず、恥ずかしがらずにすぐ病院に行けば、結果的に一番早く無理なく解決できることになるかと思います。
膣は洗いすぎが良くないとも聞くので、お金と時間は少しかかるけれど、キレイに負担も少なく洗うには、やっぱり専門の場所や設備や知識が一番だと思います。
また、性感染症の可能性が排除できるなら、一度ヨーグルトを試してみるのも良いかもしれません。