私は神奈川県に住む27歳のOLでヒロコと言います。
細菌性膣炎になったのは直近の記憶で約2年前です。
あそこの異変に気付いたのはオナニー(自慰行為)をしている時でした。
細菌性膣炎のおりもの
黄色っぽいような黄緑っぽいようなトロトロしたオリモノが出て、なんか変だな?と思って指を嗅いでみたらとにかく普通じゃない臭いがしました。
もともとオリモノは生理前や排卵期になるとトロッとしたものが出ていたので、色がちょっと違うだけであまり気にしていませんでした。
ただ臭いは本当に何かが腐ったような悪臭という感じで、普段の無臭のオリモノとは明らかに違っていました。
彼と性行為(性交)をする際なんかはベッドのシーツが黄色く染みたりするし、きっと言わないだけで臭いがしていたんじゃないかなと思います。
恥ずかしくて前戯も早々に切り上げてもらっていました(笑)
あと酷かったのは膣付近の痒みです。
とにかくムズムズっとした痒みが酷くて、家では遠慮なしに掻きむしったりしていたので、性器全体が赤く腫れ上がってヒリヒリすることもありました。
出先の時も我慢できないくらい痒い時があり、そういう時はトイレに駆け込んでいました。
痒い時はカンジダ性膣炎かな?とも思ったのですが、オリモノが黄色く臭いもあったし、カンジダでよく言われるカッテージチーズ状のオリモノではなかったので自己判断で違うなとは思いました。
カンジダであれば自然に症状が治まることは知っていたので、正直ちょっと酷いカンジダであればいいなぁと思っていました。
トイレに行くたびに目にする黄色い悪臭のあるオリモノと、尋常じゃない我慢できない痒みにさすがに疲弊した頃です。
もともと通院していた婦人科に多用で行く機会があり内診台に座ったところ、先生が「オリモノが多いから培養して雑菌調べるねー」と。
ああやっぱり普通じゃなかったんだなと何となく安心して帰りました。
結果を聞きに一週間後にまた再診に行くと、先生から細菌性膣炎と診断されました。
細菌性膣炎の原因
先生が説明して下さった内容としては、細菌性膣炎は性病ではなく大腸菌などの細菌が膣に入って炎症を起こすものらしいです。
よくあり得るのが、便を拭くときにお尻から膣に向かって前に拭くときに細菌が入ったりするとのこと。
それを聞いてからはトイレで便を拭くときにはものすごく気をつけています。
細菌性膣炎の治療
細菌性膣炎の治療ですが、病院でもらった膣錠(クロマイ腟錠)を毎日1回入れていたら使い切る前にびっくりするくらい良くなりました。
オリモノも透明なものに変わって、臭かったあの臭いもさっぱり無くなりました。
オリモノが出るのは異常ではないので、やはり色や臭いが普段とは違うと気付いたときに病院に行くのが大切だなと思います。
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細菌性膣炎の市販薬
細菌性膣炎には市販薬はありませんね。カンジダ膣炎なら、いろいろな製薬会社から腟錠やクリーム(エンペシドL(腟錠)、エンペシドLクリームなど)が発売されているので、何度も再発して、症状や治療が分かっている方には便利です。
膣炎ではありませんが、膀胱炎も市販の薬(漢方薬、腎仙散、ボーコレン、猪苓湯)があるので、市販品で治療することができます。
それに対して、細菌性膣炎は市販の薬がありません。病院に行って処方してもらうのがいいでしょう。何回も再発していて、よく分かっている方は個人輸入であらかじめ入手しておくという方法もあります。
膣炎はティーツリーで治療できるか
「細菌性膣炎やカンジタはティーツリーオイルを使い捨てビデに10滴くらい入れて洗浄すると治る」と書いてあるサイトがあるようです。
程度の問題と思いますが、ティーツリーオイルで治るのは軽症の場合で、ある程度、症状が進むと、ティーツリーオイルだけでは治らないように思います。